最低賃金の引き上げは?
かなり旧聞になってしまったが、厚生労働省の中央最低賃金審議会は8月5日付で「中央最低賃金審議会目安に関する小委員会報告」を公表し、その中に「平成25 年度地域別最低賃金額改定の目安に関する公益委員見解」が示された。
地域別の最低賃金等は、最終的には地方の審議会において決定されることになるのだろうが、これまでの経過をみているとここで示された金額と同額となることが多いようだ。
今年度は全国平均で時給14円を目安とし、約2%程度の引き上げ率になるという。カワさんの住む富山県では、12円となるとのこと。
確かに賃金が上がれば消費者の財布の紐はゆるんで、消費にまわるお金が増えてデフレ脱却の一端を担うことになるのかもしれないのだが、本当にそうなるのだろうか?トラック運送事業者にとって、最近の燃料高に加えまたひとつ頭の痛い問題が出て来ることになる。
とりわけ、歩合給比率の多い賃金形態をとっている企業が多いトラック業界にあって、時間管理がキッチリできあがっているという会社がすべてとは言えない。というよりも、割増賃金が〇〇手当に含まれているとか、歩合給に時間外割増が必要なのという素朴な質問をする方さえおられるのだ。
トラック事業者の皆さん、これまでも過労運転によると思われる事故が発生するたびに長時間労働が取りざたされ、その上割増賃金の未払いについて訴訟にまで発展したケースもあることをもう一度思い出し、今後の対策を今のうちから取っておく必要があると思うのだがどうだろうか。
地域別の最低賃金等は、最終的には地方の審議会において決定されることになるのだろうが、これまでの経過をみているとここで示された金額と同額となることが多いようだ。
今年度は全国平均で時給14円を目安とし、約2%程度の引き上げ率になるという。カワさんの住む富山県では、12円となるとのこと。
確かに賃金が上がれば消費者の財布の紐はゆるんで、消費にまわるお金が増えてデフレ脱却の一端を担うことになるのかもしれないのだが、本当にそうなるのだろうか?トラック運送事業者にとって、最近の燃料高に加えまたひとつ頭の痛い問題が出て来ることになる。
とりわけ、歩合給比率の多い賃金形態をとっている企業が多いトラック業界にあって、時間管理がキッチリできあがっているという会社がすべてとは言えない。というよりも、割増賃金が〇〇手当に含まれているとか、歩合給に時間外割増が必要なのという素朴な質問をする方さえおられるのだ。
トラック事業者の皆さん、これまでも過労運転によると思われる事故が発生するたびに長時間労働が取りざたされ、その上割増賃金の未払いについて訴訟にまで発展したケースもあることをもう一度思い出し、今後の対策を今のうちから取っておく必要があると思うのだがどうだろうか。
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